1959-11-28 第33回国会 参議院 風水害対策特別委員会厚生、労働小委員会 第1号
従って、たとえば今回の冠水地帯等に、先生も御存じだと思いますが、石油カンとか一升ビンに詰めて舟に積んで冠水地帝の各戸に配っております。非常にこれには実は現地では苦労をいたしたことですが、こういうふうなものに関する費用というものは、これは当然飲料水の供給に関係する費用としてわれわれは災害救助法で見て参るべきものと考えております。
従って、たとえば今回の冠水地帯等に、先生も御存じだと思いますが、石油カンとか一升ビンに詰めて舟に積んで冠水地帝の各戸に配っております。非常にこれには実は現地では苦労をいたしたことですが、こういうふうなものに関する費用というものは、これは当然飲料水の供給に関係する費用としてわれわれは災害救助法で見て参るべきものと考えております。
ただ、御指摘の冠水地帯等のことは、これは別といたしまして、すでに水が引いて期間も相当たつというふうな所の方々につきましては、災害救助法の趣旨から申しますと、もう災害がありましてから五十日近くもなるわけでございますので、今日まで見るということが実は若干異例に当たっておるような事態でもございますので、適当な機会に、災害救助法の医療ということでなしに、保険に加入しておられる方は保険の方で見ていただくとか、
さらに、今回の高潮による冠水地帯等においては、予報によって、十五号台風では冠水をするということが前もってわかっていたのでありまするが、特に鍋田干拓地等においては、あの膨大な地域の中に避難場所一つもないというありさまであります。避難命令が来ても、避難をしようにも避難をするところがないというのが実情であります。 さらに、今回の救援活動の中で特に大きな役割を果たしたのはヘリコプターでございます。